2018年9月29日土曜日

インスタもご覧ください


 銘々皿と一緒に使う楊枝の柄の部分の銀線細工の画像です。丁寧に仕上げた枠に、唐草を入れました。

 インスタグラムでも銀線小町の作品画像を紹介しております。銀線小町の世話人が、銀線細工と古いミシンと革の作品を紹介しております。

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2018年8月9日木曜日

3枚葉のブローチ


 今回紹介する作品は、銀線小町の若手の作品です。銀線と銀地金と七宝を組み合わせて制作されたものです。素材感や技法の組み合わせによって、作品に様々な表情が生まれます。

 銀線細工のデザインは実に多様で、新しいデザインの可能性が果てしなく広がっています。銀線小町は、過去の名工の作品から多くを学びながらも、今まで見たことのない新たな作品を作り出して行きたいと考えています。


2018年8月1日水曜日

銀線細工のシャトルコック:ヨネックス秋田マスターズ2018


 2018年7月に秋田市で行われたバドミントンの国際大会「ヨネックス秋田マスターズ2018」の優勝記念品を、銀線小町が製作させていただきました。

 わかりやすいデザインを心がけて基本的なデザインを行い、いくつかの試作をした上で製品用の型を決めました。ラケットの形の盾にシャトルコックという組み合わせです。

 秋田の工芸技法で作られた秋田らしい作品にしたいという思いもあり、秋田銀線細工と川連塗りを組み合わせて作りました。赤系の漆と銀線細工の相性が良いことは、何度かの漆との共作でわかっていたので、迷わず赤と銀の組合せにしました。

 艷やかな漆塗りのベースに、金蒔絵で大会ロゴが、銀蒔絵でシャトルコックの軌道を表す線が手描きされています。



 シャトルコックはほぼ実物大ですが、銀線細工の繊細で優美な線を大切にしながら制作しました。川連塗りの艶のある赤の土台に、艶を抑えた秋田銀線細工の白さがとても映えます。

 どの要素も邪魔しあうこと無く、バランスの良い作品に仕上がったと思います。この作品を手にされた、優勝選手の皆さんに喜んでいただけることを願っております。



 シャトルコックの羽の裏側の画像です。裏から見てももちろんキレイです。等間隔に美しく羽が並ぶように重ねあわせてロー付けされています。

 銀線細工のシャトルコックは、変色防止処理も行っていますが、もし将来お手入れが必要になった場合でも、簡単に取り外しができる構造にしてあります。お手入れはいつでも承ります。



 さて、これは最初の試作です。いくつか羽のモチーフを制作し、さらに全体の試作をして羽の形状などを検討して、完成品となりました。

 試作の一つ一つも、このままアクセサリーに仕立てることができる造形美がありますが、細工自体はそれほど丁寧に行ったものではありません。でも、このフォルムが気に入ったので何点かアレンジを加えたものを制作して、スーツの襟のアクセサリーに仕立てました。表彰式で使っていただきましたが、好評だったようです。

 銀線細工製のシャトルコックの制作と、異素材と銀線細工を組み合わせてまとめ上げる作業は、とてもやりがいのあるものでした。 銀線小町に今回の作品の制作を任せてくださった関係者の皆様に、心から感謝申し上げます。ありがとうございました。


2018年7月30日月曜日

銀線小町:活動中


 秋田市の伝統工芸である銀線細工は作り手が少なくなり、存続の危機と言ってもいい状態にありますが、銀線細工の世界を再び活性化させるために、作り手の女性3人が集まり新たな活動を始めました。それが銀線小町です。(2018年10月現在、作り手の女性メンバーは4人に増えております。)

 秋田銀線細工の伝統の技を受け継ぎながらも、今まで行われてこなかった新しい物づくりに取り組んでいます。地域の伝統技術を守るためには、私達個人の力では限界がありますが、希望を持って活動を進めていくつもりです。

 銀線細工のみならず、秋田市の城下町文化の工芸分野の顔とも言える、秋田金銀細工の伝統も継承発展させられるように、彫金・鍛金・ジュエリー分野のスペシャリストもサポートメンバーとして伴に活動します。

  画像の作品は、羽からイメージを膨らませて制作したものです。物づくりは地道な作業の連続なので、銀線小町の活動も簡単に羽ばたくことはできませんが、気持や感覚は軽やかにして銀線細工の世界に新しい風を吹きこませることができればと思っております。

 まだ活動拠点となる工房やショップなどはありませんが、様々な分野の方々との共作も含めて、新たな作品に取り組んでおります。

 今後の活動にご期待下さい!